かいじゅうたちと筋肉ママ

メルヘン兄とやんちゃな双子女子との日々、その他

最終奥義 病院転院

双子の妊娠記録

 

ハイリスク妊娠をこじらせただの毒吐きマシーンと化していた私(笑)

当時は悪阻や毎週の検診であまりに動けなくて実家の母に数日単位、数週単位で来てもらう事もありました。はるばる。

でも私自身も悪の権化みたいにイライラしていたり、狭いマンションで大人3人顔を合わせたりしているうちに家族の空気もギスギスしました。それで母と揉めたり。

そんな事もあり東京で産んで私が入院している間、私の母、主人、兄で暮らすのは無理なんじゃないだろうかと思いました。ならば父子で生活してもらい私は産後ケアセンターや自宅へヘルパーさんを呼んでやりきるのか?

それしか道はないのか。

私が実家に戻れば家族の不和はなくなるし、母に兄の事や産後を助けてもらえる。でも大前提で転院不可。東京を離れれば兄のプレ幼稚園は行けない=幼稚園入園できるのか?という不安。

 

 かかっていた病院もお医者さんと話すのはリスクの話だけで上手くコミュニケーションが取れない、誰かに相談したくてもみんな忙しそうでここで良いのかな?とも。

そんな諸々が限界に達し、25週の検診でお医者さんの前で泣く(笑)。

「家族もみんなボロボロで、東京では周りのサポートもなくて産めません。里帰り出産が出来ないのは重々承知ですが、どうしたらいいか分かりません。」と。

お医者さんは「家族だからこそ色々あるよね。実家の近くに転院しますか?」と言ってくだいました。

もっと早めに話せばよかった。そしたら東京での病院にもっと信頼を寄せれたかもしれない。私も毒吐きマシーンにならなかったかも(笑)

 

そんな訳でまさかのあっさり地元に里帰り出産をする事に。

もちろん、NICUのあるとこ大前提で。

幸い地元某修羅の国には大学病院も最先端のこども病院もあったので、まーなんとかしてくれるやろ!とそこからはトントン拍子。

なるべく早くに飛行機に乗るよう言われ26週でハンプティダンプティみたいな腹と兄を連れ決死の覚悟で飛行機に乗ろうとしたら、CAさんに真顔で

「お客様、失礼ですが予定日は?」

と 聞かれたのは双子あるある(笑)?