かいじゅうたちと筋肉ママ

メルヘン兄とやんちゃな双子女子との日々、その他

こじらせ妊婦

双子の妊娠記録

 

当時は

いつまで腹に入れて置けるのか?

一体どんな状態で出てくるのか?

医療的ケアが必要になるのか?

もし何かしらのフォローが必要になったら+2人の子どもを抱えてやっていけるのか?

双子姉は大丈夫なのか?

と不安が尽きない日々でした。

 

苦しい中で自分では改善として何1つ出来ない苛立ち、終わらない悪阻。

器が小さいのかもしれませんがお腹の中の2人を頑張れ!と思う反面、正直なんで足を引っ張るんだろうと思う時もありました。

妊娠とか出産って喜ばしい事のはずなのに醜い気持ちを持つ自分も自己嫌悪でした。単胎の妊婦さんを卑屈な思いで見たり。

あまりにお腹がでかいからか街で双子?と聞かれても違いますといったり(笑)

双子の集まりに参加しても「ここにいる人で妊娠中あまり大変だった人いない。

私とは違う。」とか(笑)

超楽観的な主人との温度差にも苛立ち毒を吐き。

実母にも毒を吐きまくり、挙げ句幼い時の嫌だったことまで持ち出し喧嘩。

義母の無関心さ(ほんとは心配してたかも!)にも1人憤慨し。

双子産めていいなーって言う友達にも苛立ち。

イヤイヤ期の 息子にも当たり散らし。

中期は完全なこじらせ性悪妊婦でした。

当時は出口の見えない暗闇を1人でずっと歩いてる気がしてたんですよね。自分だけが苦しくて世界一不幸くらいに感じてました(笑)

 

今となっては笑い話です。よく実母にもネタにされます。ひどかったよねと。

喉元過ぎれば熱さ忘れるです。

産後血圧が下がらなくても、寝不足でも、3人育児で泣きそうでも、インフルエンザにかかっても、歯を削られても(笑)、あの人生で1番苦しかった双子妊娠に比べたらまだ大丈夫!と思えます。あの日々をなんとか逃げ切れたからやれると言い聞かせます。

最低な日々も何かの役に立つ?

 

もし同じように苦しい日々を過ごしてる妊婦さんがいたら、

「辛いよね、辛いよね!わかるよ。どうか負けないで。1日1日を逃げ切って!」と抱きしめたい!(笑)

何も出来ないけど。