去った3月
あまりに色んな事も去っていった3月。
1日1日を噛み砕いて、咀嚼して、過ごすのに精一杯。
今日兄に言われてやっと3月のカレンダーを4月にしました(笑)
もう入学式も入園式もないやろ!夏くらいまで休校でないか?と踏んでいたので(常に最悪を想定して自分を励ます変な癖あり)兄+双子の正装姿を写真撮影。
私は正直写真や思い出にあまり思い入れもこだわりもありません。自分の卒アルも全部捨てたし、写真も好きではない。そういう関連の子どもの写真等の管理もすごく苦手。
なので、入園式も入学式もなくて全然いい。桜はいつだって見られるし、子どものランドセル姿も幼稚園姿も落ち着いたら毎日見られる。ただ、遠方のジジババに元気の足しにしてほしくて3人を正装させた。
感想、3人一斉に着替えさせるのめちゃめちゃ面倒くさい。双子、幼稚園で着替えできない(笑)
でも、3人が並ぶ姿をみていろんな事がふっとよぎった。
双子の妊娠で血圧がいよいよギブで管理入院が決まり兄と別れた入院病棟前で別れた日。
呆然とする兄の姿が頭から離れなくてエコー撮られながら泣いた事。
双子が無事に産まれるのか、産まれても生きていけるのか、私の身体がもつのか?を毎日毎日考えてどうかなりそうだった日。
双子に関して夫との温度差に絶望した日。
夫にも母にも罵声を浴びせた日。
病院から見える博多湾の巨大客船が蜃気楼のようでただただ病室から眺めた日。
母から「兄が吐きました。でも大丈夫」とラインをもらっても何もできなった日。
佐々木倫子さんのマンガにめちゃめちゃ救われた事。
毎日お腹が重くて重くて歯を食いしばって病棟内を歩き回った事。
産まれた双子のあまりの細さと儚さに愕然とした日。
そんな日々を私1人でなくて、旦那も兄も母も私の兄弟達も関わってくれた人が暗中模索してきた。
そうして今3人の子が今いる。
こんな思いをして育ててきた子ども達をコロナにとられてたまるかとふと思った。
私が守ってきたものを守り続ける。
今、絶望したらあの日々の私の、みんなの頑張りに申し訳ないと思った。
日常はきれい事じゃない。
子ども達はうるさいし、面倒くさい(笑)!
肩の力は抜いて、熱い思いと冷静な頭でいたいと思った。
ちなみに、地震や台風を常に想定し、備蓄リストを作る私(常に最悪を想定しては自分を励ますという私的ポジティブさ)ですが、
食品などは不安ない中まさかの自分の下着がいよいよ履けないくらいなぎりぎりの状態になるという事態に見舞われました。。
要注意。
そして、鬼のように毎日ZUMBAをしたら体重が減るという(笑)
悪いことばかりじゃない!