入院生活
双子の妊娠記録
MFICUにひびりつつ始まった入院生活。
一言で言うと入院してよかった!
入院バンザイ。です。
血圧が高い自覚症状はなし。
食事制限もなし。
生活の制限もなし。で意外に自由。
蓄尿してみたけど腎臓は大丈夫!
人生初、腎臓に感謝。
先生や看護師さんはみな陽気。
これが1番よかった、私は。
エコーで「白黒だと赤ちゃん顔ドクロみたいだよねー」と言う先生。
心拍チェックで眠ってしまう双子姉を
「寝ないでー!おきてー!」と言いながらお腹ゆさゆさする先生(笑)。
博多弁全開で話しやすい看護師さん。
すごい和みました。
何より入院するとおんなじ双子妊婦さんに出会えたり、他にも色々な症状で1日1日を戦う妊婦さんがいっぱいいて「1人じゃないんだ。みんな頑張ってるんだ。」と気づきました(遅い笑)他の人も葛藤や不安、体の辛さもありながら優しかったり穏やかで。。今までの自分の妊婦様ぶり、暴君ぶりが非常に恥ずかしい(笑)
入院を機に気持ちも落ち着き、家族や主人にも無駄に怒りをぶつける事もなくなり、素直に感謝出来るようになりました、今までよりは。変な意地はらずに早く入院したらよかった。
同じ様な境遇の方、思い切って入院も環境が許せばありですよ。精神的に安定します。
入院生活のサイクルは
バイタルチェック
胎児心拍チェック
2日おき位にエコー
たまに偉い先生の巡回(白い巨塔の行列)
夕方までにシャワー
8時消灯
他の時間は自由。
私は読書中毒レベルで本好きなので1階下の院内図書館に行く事が楽しみでした。
佐々木倫子さんのHeavenにハマり、宮部みゆきのソロモンの偽証に挑むも途中で双子誕生(笑)未だに読めてない。
あとは院内のコンビニと売店通い。
売店は謎に離れたふるーい棟にあり、ラインナップもいきなり団子やエスニックフードや各国食材(ニーズあるのか?)という雑多感が好きでした。赤ちゃんのオムツは自分で用意なので、3000までのサイズになるのかな?さらに小さいサイズかな。。と考えたりも。
最後のモラトリアムでした。
でも息子の事は常に後ろ髪引かれまくりで、退院したら絶対もう怒らない!目一杯甘えさせてあげるんだ。と夜な夜な思いました。
今?もちろん日々怒鳴り散らしてます(笑)
日々の楽しみが本、売店、あとは食事だったので、「ごはんごはん!」とでっかい体を横たえて待ち望んでる自分がなんか養豚場のぶたさんみたいだなと母に話すと爆笑してました。
双子妊婦期間で1番穏やかに過ごせたかもしれません。
ただ30週すぎると小さくても腹に2人いると寝返りするのにも般若の形相、足を洗うのも一苦労でなかなかレアな体験をしたものです。